超自我の囁き

個人的に読んだ本の感想と考えたことを書きます。

某アイドル?にハマってから聞くヲタ活ソング10選~複雑な乙女心 鬱編~

これは個人的な見解だが、「○○オタクは皆リアコ」という考えをもっている。

アイドルオタクも声優オタクも俳優オタクもバンドマンオタクも。一人の人間に対して入れ込んだ時点で、ファンという言葉では片付けられないほどの熱意を持って追っかけはじめた時点で、もう皆リアコではないのか。

それは恥ずべきことでも何でもない。一番辛いのはそうした自分の気持ちを受け入れられないがゆえに、「親目線」「保護者目線」「友達目線」などという小賢しい言葉を使って言い訳することだ。(友達や親が一人に対してお金を湯水のごとく使うか?)(親は使うかもしれないが)

自分の心に嘘をついているから、くるべきカノバレやスキャンダルに対してもどんなに辛くとも「別に自分は親目線だからさ、辛くないけど~~」などとしなくてもよい言い訳をしなくてはならない。悲しいときには泣いて良い、へこんでよい。正しい形で昇華できなかった感情は、狂気となって応援する相手を傷つけることにもなる。

そういうわけで、ドルオタを始めると恋愛ソングや女性歌手の歌、アイドルソングを好んで聴くようになる。

リアコソング10選をお送りしようと思ったが、広くオタクの方たちに聞いてもらいたいので、ヲタ活ソングと銘打ち紹介していく。なお、順不同である。

思いのままに書いていたら存外長くなってしまったので、鬱編・躁編と題して5曲ずつご紹介することとします。今回の鬱編ではヲタ活とは切っても切り離せない鬱屈した気持ちの時におすすめの5曲をご紹介致します!(そしてなぜか全曲ハロプロになった……)

担降りしたい時、塩対応された時に聞いてね!

 

1.赤い日記帳/あか組4

ゴマキverを好んで聞いている。アレンジもよいのでそちらをおすすめしたい。

好きだけど最近推しくんが冷たくて、担降りもしくは推し変したい、でも迷っているという全オタクに聞いてほしい。赤い日記帳にヲタ活日記を書けばいいと思うよ!!

今日のあなたは少し 優しく感じました

出会った日を憶えていてくれました 

 この時点で認知もされているかなりの強火オタクということが伺える。強火であればあるほど病み、担降り・推し変を考える回数が増えるということは長年強火オタの友人・身内を見てきて感じることである。出会った日を覚えていてくれたら昇天ものだと思うが、人間は欲深い生き物であり、認知はスタートラインに立った程度にしかならないのが現在の強火オタク界隈の常識である。

他にスキな女性でも出来たのですか

日記には書けるのに聞けません 

 聞いたらえらいことだよ。

ここは彼女でも、他のオキニができたでも解釈は自由ですが、オタクが病む理由なんて大抵その2つだろう。推しの気まぐれな反応一つで一喜一憂する、オタクはこの世で最もいじらしい生き物といっても過言ではないのだろうか。

 

2.ずっと好きでいいですか/松浦亜弥

ハロプロ率高くない?ごめんね、ハロが好きだから……。AKB系列にはなかなかみられない、女の情念とでも言えばいいのかねっとりした部分をかわいい女の子が歌ってくれるのはハロだけな気がするんです。

結局。

永遠の片思い

あなたのことが好きです 

 この冒頭を聞いただけで涙がこみ上げてくる程度に、この言葉にオタクの全てが詰め込まれている。どうしようもないんだけど、それでも好きという、オタクってプラトニックだよなあと思うわけです。(色んな角度からのオタクの人はいると思うけど、叶わないものに焦がれているという点では)

起きてるのか寝てるか

わかんないほど

ぼ~っとあなたの事

夢に見てる 

 イベント終わりの次の日の仕事や学校では大体皆こんなもんでしょう。白昼夢をみている感じで昨日のイベント・ライブの思い出を噛み締めている。人によってはツーショを見返してにやけていることも考えられる。

わたしが ずっと大人になって

他の誰かと恋して

素敵な結婚しても

あなたをずっと 好きです 

 こんな風に思われて嬉しくない男なんているのか?!ねえ、世の男性の方々どうなんですか?

オタク純粋……ほろほろ。推し変しても彼氏できても結婚してもずっと推しくんのことが好きだよという、プラトニック・イノセントな愛じゃないか。1/3の純情な感情じゃないか……。

 

3.好きになっちゃいけない人/田中れいな村上愛鈴木愛理

まさしく好きになっちゃいけない人=芸能人ではないか?

会えない夜

寂しい朝 Ah

好きになっちゃいけない

人だったわ

現場がなくて会えない夜、現場の次の日の充実感ともう今日は会えないという寂しさが残る朝。推しに会った次の日って感情のジェットコースターがびゅんびゅん豪速で走ってる感覚になります。

気さくなその「やさしさ」

自分自身気づいてない

もしもそれが わざとじゃ

アカデミー賞も 受賞もんね

推しとの接触がある場合、やさしく対応されると勘違いしないようにと心がけていても、浮足立つ心は抑えられない。気さくに優しく対応されたらちょろいオタクは、もっともっと好きになってしまう。(まあ私の推しは誠実という名のテンプレ塩対応なのでそんなことはないが)

もしそれが営業ならアカデミー賞も受賞もんねって、これ某水色さんとか黄緑色さんのオタクは感じるところがあるのでは……。

独占欲 沸いてくる

こんな気持ち 初めてよ

素敵だった あのトキメキ

誰にもあんな風に素敵なの?

甘対応されてはじめはそれで満足していたのに、いつの間にか「自分だけに特別に対応してほしい」と思ってしまう。人間は欲深いもので、誰にもこんなふうに対応しているのかと思うと我慢ならない。無理とわかっていても、そこに意味がないとわかっていても自分だけに対応してほしいと思ってしまうのがオタクの物悲しさである。

 

4.泣いちゃうかも/モーニング娘。

笑った顔をして返事した

あなたがウソを付く合図だね

握手会などで推しと話している時に、「こいつ適当に話してるなあ」と感じる時この歌詞が思い浮かぶ推しも人間ならば、オタクも人間である。心の機微にくらい、容易に気づくことができる。たまにオタクのことを舐めすぎでは?と思うこともある。受け取る側なので、贅沢なんて言える立場ではないけど。

ああ 私からお別れ告げようと

そう思ったけど出来ない

会話の中で何度も

タイミングみてたけど

泣いちゃうかも 泣いちゃうかも

泣いちゃうかも

かも かも かも

あまりの推しの塩加減に推し変をしようと思い詰めて、握手会の時にそう推しに告げようとする(そうしたい気持ちはいたいほど分かるが、実際に行動に移せばそれは間違いなく害悪である)が、なんだかんだ愛着が沸いていてできない。

10秒の会話(と呼べるかどうかも分からない)の中でタイミングを図るけれど、言えないまま。辛い気持ちが溢れて、泣いちゃうかも……という握手会で最もやってはいけない泣くという行為。(相手にも迷惑であるし、時間が長引くし厄介であるからか、高速で剥がされる)

どうしてそんな風に 無理するの

嫌ならお別れを言ってよね

わざとわがままをしてみたけど

優しく笑顔で答える人

一周目の塩対応ののち、二週目も回ってくるけど一回目よりは優しく対応をされる。一回目の塩対応で心がめげたオタクは「私のことが嫌なら無理しなくていいのに」というネガに入っている。(お前のことが嫌なんじゃなくてオタク全般が嫌なんだという、個人として認識されていないという辛さがそこにはある)

わざとわがままで困らせることを言ってみるけれど、向こうは仕事だからと優しく笑顔で答える。より心の距離を感じるし、所詮金銭を介してサービスを享受するだけの関係性だと思い知る。

「もう これでいいの? マリコ

自問自答する私

オタクはこれの繰り返しである。答えは常に自分の中にしかない。「推し変するかも……」「もう担降りしたい」というオタク仲間との会話は、非生産的なことこの上ない。なぜなら他人がなにを言おうと本人の心の中で、すでに決まっているからだ。

 

5.好きすぎてバカみたい/DEF.DIVA

泣いてないわ

バカみたい バカみたい

触らないでよ

お金を払って接触しに行くのに、あまりの塩さ加減に触らないでよと思ってしまう矛盾したオタクの心理。あえて手を握らずにいたら少しでも相手の印象に残るのではないかという小賢しいオタク心と、「触らないでよ!!」という逆ギレに等しいオタク心理。(お前が金を払って握りに行ってるんだろ!)

オタクの心は80%のプラトニックで盲目的な愛情と20%の逆ギレで構成されています。(当社比)

好きよ 好きすぎて 意味がわかんない

好きすぎて バカみたい

何よ 何なのよ 行けば良いんでしょ

サヨナラね Bye Bye

 前半は完全に盲目的なオタクの恋心を表している。かっこいい人ならば他にもっといるはずなのに、何故か欠点もあるダンスも歌もそんなに上手くもない推しを好きになっている。なんで好きなのと他推しの友人に聞かれても、答えることができない。接触中は特にそんな気持ちに満たされる。

でも塩対応をされるとヤケクソな気持ちになって、「はいはい推し変してやるわよ」という気持ちになる。推しよりかっこいい人も、スキルが高い人もいるし。そうやってまたもや逆ギレ恋心を発揮させるオタクだが……?

ララバイ 今ならば

やり直せるわ 

 今ならやり直せるよ?私のことを引き止められるよ?と結局全て推しの握手に並んでしまうオタク心理。やり直すチャンスをあげてるんだよ?だから甘対応してよと言わんばかりである。いじらしい。オタクこそこの世で一番可愛らしい人種である。

あの女の子ね たぶん

かわいい子だよね

優しい口調は やめて

最初の頃みたい 

 推しにどうやらオキニがいるらしい。加えて、現場でその子を見つけた。可愛い子で、自分なんてかなわないとダークサイドにおちる。それが自分とは正反対の顔つきで、もうどうにかメスを入れないと近づけない顔だったりすると最悪である。絶望の淵である。

これまでの親しげで遠慮のない口調とは正反対な優しい口調で対応されると、今まで金と時間を使って築き上げてきたと思い込んでいた自分と推しの関係性が音を立てて崩れていく。最初から今までずっとそこにあったはずなのに、無いと勝手に思い込んでいた壁を一気に感じる。そしてそれが人間関係と呼ぶに値しない、脆い幻想だったことを思い知る。オタクは冷静になった瞬間に、夢から覚めてしまう。その時の虚しさたるや、筆舌に尽くしがたい。

Bye Bye もう二度と

会わないけれど

好きすぎて ウソみたい 

 好きすぎるがゆえに、辛いから推し変をするというのはオタクによく見られる行動である。「好きすぎてウソみたい」って、すごい殺し文句だなあ。数多の女の子たちにこんなふうに思われているなんて、男性アイドル・俳優等などは数多の呪いをその身に受けていそうではある。

 

以上5曲、ヲタ活ソング(鬱編)でした!

私が現在ハマっているアイドルが握手会などの接触現場が多いせいか、そちらの心情に偏った書き方になりましたが、根本にあるオタク特有の純粋さとそこからくる八つ当たり精神は通じるものがあると信じております。

 願わくば、今日も全世界の誰かのオタクが、推しの尊さを感じ幸せな日々を送れていますように。